大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の種類・使い方・注意点を解説！

ローター、バイブ、電マ……いわゆる「大人のおもちゃ」は、風俗店のオプションでもおなじみの存在。

基本的に風俗店では大人のおもちゃの持ち込みは禁止されており、オプションが入った際はお店の備品を使用します。

そのため衛生的な心配はいりませんが……肝心のおもちゃ自体がどんなものか分からないと、プレイするときちょっと不安ですよね。

というわけで、今回は「代表的な大人のおもちゃ（アダルトグッズ）」の種類・使い方・使うときの注意点をベテラン風俗嬢が解説します！

大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の種類

まずは代表的な大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の「種類」を解説します！

ローター

ローター（ピンクローター）は比較的初心者向けのアダルトグッズ。小さめの卵型をしており、細かい振動を与えて性感帯を刺激するものです。

大人のおもちゃデビューに最適な「卵型ローター」、さまざまな種類の振動を楽しめる「高機能性ローター」、離れた場所からリモコン操作が可能な「遠隔操作ローター」などがあります。

遠隔操作ローターは「とびっこ」という商品が有名で、風俗店では待ち合わせ時のオプションとしても使われていますよ。

電マ

電マは読んで字のごとく「電気マッサージ器」の略。本来は肩や腰のセルフマッサージ目的で使われるものですが、アダルト用途としての使い方が有名になったグッズです。

ローターと同じく振動を与えるものですが、電マは範囲と振動の強さが段違い。

モーターが高速回転することによって、強い振動で性感帯を刺激できます。

バイブ

バイブはローター・電マと異なり、膣内に挿入するアダルトグッズです。

ひと昔前はリアルな男性器型が多かったものの、近年は女性向けに見た目が改良されてきており、見た目では大人のおもちゃと分からないバイブも豊富。

基本的には「振動」「回転」「ピストン」機能がついていますが、サイズや機能は種類によってさまざまです。

ディルド

ディルドは勃起した男性器をかたどったアダルトグッズ。膣内に挿入するタイプの大人のおもちゃですが、バイブと異なり振動はしません。

風俗店のオプションとしてはバイブのほうが一般的ですが、ディルドを選べるお店も存在します。

大きさや形状はさまざまで、吸盤で床に固定できるタイプのもの、ベルトで腰に固定できるタイプのもの（ペニスバンド）もあります。

ペニスバンドはSM店やM性感などで、男性を責めるためのオプションとして用意されていることが多いですね。

エネマグラ

エネマグラは女性ではなく、男性に使うアダルトグッズです。男性の体にある「前立腺」という性感帯をピンポイントで刺激して、ドライオーガズムに導くことができます。

もともとは前立腺の病気を治療するための医療器具として作られたものですが、現在ではアナルオナニーのために使われることがほとんど。

基本的に男性が自分でオナニーするときに使う大人のおもちゃですが、オプションとして用意している風俗店（SM店やM性感など）もあります。

【前立腺マッサージのやり方を詳しく解説！】

大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の使い方

ここからは代表的な大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の「使い方」を解説します！

ローター

ローターはいきなり最大パワーにすると痛いので、最初は弱めの振動から。直接当てるのではなく、ショーツの上から刺激します。

ローターの振動は弱く押し付けると大きく、強く押し付けると小さく感じられます。押し当て方で強弱の調整ができると覚えておきましょう。

また、ローターは基本的に外部の性感帯に当てて使うことを想定されて作られている大人のおもちゃです。もし膣内に挿入する場合は、必ずコンドームを着けることを忘れずに。

電マ

電マもローターと同じく、最初は「弱」パワーから始めます。弱を基本に、ときおり「強」をおり交ぜながら刺激するくらいが丁度いいですよ。

やはり局物に直接当てるのではなく、ショーツ越しに刺激するのがベスト。

電マは弱パワーでも十分な振動があり、強く押し付けすぎると痛みや不快感のほうが強くなってしまうため、触れるか触れないかくらいのソフトタッチで体に当てます。

バイブ

バイブは挿入して使うタイプのアダルトグッズのため、必ずコンドームを被せて使用します。

また、中が濡れていないとコンドームとの摩擦で痛みを伴ってしまうこともあるので、ローションの併用も必須です。

使い始めは「弱」パワーにしておき、バイブの先端でクリトリスを少しずつ刺激します。自然な濡れとローションで十分に濡れたのを確認できたら、バイブの先端を挿入。

しばらくそのままの状態で置いて、感覚に慣れてきたら奥へ入れていきます。濡れていないのに無理に振動・回転・ピストン機能を使わないように注意しましょう。

ディルド

ディルドを使うときのポイントは、事前に人肌に温めておくこと。冷たいまま使うと異物感が強くなり、人によっては痛みや苦痛を感じてしまいます。

洗面器に40℃～50℃ほどのお湯を張り、その中にディルドとローションの容器を5分ほど浸けておくのがオススメです。

温めたディルドにコンドームを被せたら、ローションでたっぷり濡らし、中をほぐすような感じでゆっくりと挿入していきます。

激しくピストンさせるのではなく、気持ちいいと感じる部分にディルドの先端を押し当てるように動かすといいですよ。

大人のおもちゃを使ったプレイの場合、男性側に直接的な気持ちよさはありません。女性が感じているところをお客様が眺めて楽しむ……というケースが多いです。

つまり大事なのは「お客様の気分を盛り上げる」こと。積極的に感じている演技をして、お客様を視覚的に楽しませることを意識してみましょう◎

エネマグラ

まずアナル洗浄を行い、肛門周辺の筋肉を優しくほぐします。エネマグラにコンドームを被せ、ローションを塗ったら、肛門にゆっくり挿入していきます。

ポイントはエネマグラの「向き」を間違えないこと。エネマグラの中ほどにある、「波打つように突起している部分」が男性のお腹側に来るように挿入するのが正解です。

無事挿入できたら10分ほど待ち、エネマグラを中になじませます。あとは男性に肛門括約筋を締めたりゆるめたりしてもらうだけ。

肛門括約筋を動かすことで、挿入しているエネマグラが上下に動き、男性の前立腺を自動で刺激してくれます。

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大人のおもちゃ（アダルトグッズ）を使うときの注意点

最後に、大人のおもちゃ（アダルトグッズ）を使うときの「注意点」を解説します！

プレイ前・プレイ後に必ず消毒する

基本的に大人のおもちゃはお店が管理してくれているとはいえど、見た目だけでは清潔かどうか分かりません。ぱっと見キレイに見えても、実は雑菌が繁殖しているかも……。

大人のおもちゃはプレイ前・プレイ後に必ず消毒し、清潔な状態で使うのが鉄則です。

「全体をアルコール綿で軽く拭く」「水を浸したコットンやティッシュでアルコールを拭き取る」「清潔な乾いた布で水分を拭き取る」この3STEPを欠かさないようにしましょう！

コンドームと併用する

粘膜に触れたり、体の中に入れたりするものなので、第一に考えるべきは衛生面。

使う前に消毒を済ませていても、必ずコンドームを被せてから使いましょう。お客様が「消毒したんだから大丈夫」とごねたとしても、ここは譲ってはダメ。

コンドームを被せることによって摩擦の軽減に繋がり、女性側もプレイに集中できるので、その点を上手にアピールしつつ説得しましょう◎

挿入タイプのものはローションと併用する

バイブやディルドなど、挿入するタイプのものは必ずローションを併用し、体への負担を減らします。

特に大人のおもちゃを使ったプレイに慣れていないうちは、ローションは必須アイテムと言ってもいいです。

最近のアダルトグッズは体に優しい素材で作られているものがほとんどですが、風俗嬢にとって体は大事な商売道具。

万一のことがないよう、ローションは惜しまず使いましょう。仕込みローションでもOKですよ！

まとめ：大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の使い方・注意点を押さえておこう

大人のおもちゃ（アダルトグッズ）の種類・使い方・注意点について解説しました！

大人のおもちゃの多くは「男性が女性に」使うものですが、女性自身が「どういう風に使われるものなのか？」「使う時はどんな点に注意するのか？」を知っておくのは、自分の身を守るために大切なこと。

有料オプションにも関わることなので、それぞれの特徴や使い方をしっかり押さえておきましょう！

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この記事を書いた人

きらら

• 記事執筆数 110記事
• 風俗歴 4年以上
• SNSフォロワー数 7,200人

現役風俗嬢ライター。関西出身。 一通りの風俗業種を制覇済で現在はデリヘルと風俗エステ、ライターを兼業中。 プレイテクニックのレクチャー記事が得意ジャンル。 姉妹サイト『ココミル』でもオフィシャルライターとして記事を掲載中。

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