風俗嬢が利用できるコロナ対策！緊急小口資金の申請方法を解説！

新型コロナウイルス感染症はいまだに終息の気配を見せていません。2020年4月16日には緊急事態宣言が全国に拡大されました。

風俗業界にも大きな影響があり、濃厚接触による感染リスクや外出自粛命令から、客足も遠のいているのが現状です。中にはその日の生活も怪しいほどにひっ迫している風俗嬢もいます。

この記事で解説する「緊急小口資金」は、最低限の生活が送れなくなったとき、無利子・連帯保証人不要で最大20万円までお金を借りられる制度です。もちろん風俗嬢も利用できます。

申請の手順やどんな書類を用意すればいいかなども詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね！

そもそも緊急小口資金って何？

緊急小口資金は生活に困っている人に全国社会福祉協議会が貸してくれるお金のひとつ。このお金は全て税金から出ており、風俗嬢でも問題なく借りられます。

2020年3月25日からはコロナウイルスを踏まえた特例貸付が始まり、借りられる条件や返済開始までの期間などが大幅に拡大されました！

窓口の担当者には守秘義務があるので、緊急小口資金の申請による風俗嬢バレはありません。

また、緊急小口資金はあくまでも「自立を支援する制度」なので、返済まで社会福祉協議会の職員さんが継続的に世帯を支援してくれますよ。

緊急小口資金で最大いくら借りられるの？

※必要な金額を申請できます。詳細は全国社会福祉協議会HPをご確認ください。

風俗嬢の多くはお店からお仕事を請け負っている個人事業主になるため、最大で20万円まで申請できます。

確定申告書の控えは個人事業主だと証明できる書類なので、手元にある人は忘れずに持って行きましょう。窓口で見せれば満額で借りられる可能性がグッと上がります。

昼職とのダブルワークの人でも生活に困っているのであれば、20万円まで上限が引き上げられる場合もあるので、こちらもしっかりと相談してください。

申請受付は現場の裁量に任されているため、窓口の担当者や地域によって厚生労働省からの通達と多少異なる対応をされる場合もあります。
詳しくは受付窓口や電話で確認したほうがいいでしょう。

緊急小口資金の具体的な申し込み方法

申し込みは自分の住民票が登録してある市区町村の社会福祉協議会で行います。市区町村や全国社会福祉協議会公式HPにリンクがない場合もあるので、「住んでいる市区町村名」＋「社会福祉協議会」で検索をすると確実です。

今住んでいる場所で住民票を届けているかどうか、念のため確認してくださいね。

必要書類はそれなりに数があるので、メモを取ってチェックしながら揃えると確実です。

まずは電話相談でわからないことは全部質問！

緊急小口資金の申請窓口へ行く前に、電話での相談を強くオススメします。

というのも、緊急小口資金は1世帯にお金を貸す形のため、社会福祉協議会が家族全員の収入や状況などの事前相談をお願いしているからです。

一人暮らしの人は自分の収入を申請すれば大丈夫ですが、収入のある家族と同居しているのなら、あらかじめ家族全員に聞いておく必要があることも覚えておいてください。

また、緊急小口資金を利用する人が増えてきているため、窓口の混雑が予想されます。電話で予約しないと当日相談できない場合もあるので、その意味でも事前相談は必須。

あまり長居しても感染リスクが高まるので、わからないことは全て電話相談で質問しておきましょう。

電話は自分の住民票がある市区町村の社会福祉協議会にかけてくださいね。

申し込みに必要なもの

必要な書類やものは窓口によって微妙に違うようなので、こちらも電話での確認をオススメします。

また、他に借金がある場合には残額と返済状況がわかる書類も持って行ってください。

借入申込書、借用書、預金口座振替依頼書の3つは相談窓口に置いてあるので窓口で記入すればOKです。

実際に申請した人の体験談

こちらは実際に緊急小口資金を申し込んだ人のツイートです。申し込み方法や実際に持っていった書類など、ぜひ参考にしてみてください。

【緊急小口資金のコロナ特例措置】
【拡散希望】

困ってる人居たら間に合う様にバッと書く。

結論から言う。20万貸付して貰えた。

昨日から始まった制度です。
（1、2枚目は国から福祉協議会への通達。）（3、4枚目は詳細）

申込は住民票のある市区町村の最寄りの福祉協議会。→ pic.twitter.com/ZuOSJEeVX4

— いろはす嬢 (@irohasujo_) March 26, 2020

※ツイート主様へのリプライでの質問はご遠慮ください。

緊急小口資金の審査～貸付までの流れ

審査は99％通るともいわれています。今回のコロナウイルスの影響は大きく、いつこの状態が終わるのかもわからないため、緊急性と即効性が重視されているからでしょう。

とはいえ、追加で聞き取りや書類提出をお願いされる可能性もあるので、その点は覚えておいてくださいね。

【東京都で緊急小口資金を借りた場合】

申し込み書類の受理と審査開始
↓
審査に通ると「お金をお貸しします」と本人に連絡
↓
翌営業日にはお金が振り込まれる
◆通常は申し込み受理から最短5営業日でお金が振り込まれる

※現在、申し込みも多いため、変動が予想されるので注意

緊急小口資金の返済について

緊急小口資金は据置期間という準備期間を置いてから返済開始です。

特例貸付の場合、コロナウイルスの影響を踏まえて据置期間が1年あり、返済期限が2年以内と余裕をもって設定されている点にも注目です。

緊急小口資金で足りない人は「総合支援資金」も利用しよう

緊急小口資金を借りられたとしても、その後も生活が苦しい人はいると思います。その場合は「総合支援資金（生活支援費）」の利用も考えてみてはいかがでしょうか。

総合支援資金（生活支援費）もコロナ対策として借りる条件が緩和され、「生活ができないほど収入が減った人」にまで対象が拡大されました。

ちなみに、借りるには生活を安定させるための自立相談支援事業を受けることが条件となっています。

緊急小口資金と比べると審査が厳しく、お金を借りるまでに時間がかかりますが、3ヶ月間の生活資金と手厚いサポートが受けられます。

まとめ：緊急小口資金は国民が利用できる権利

コロナウイルスでいろいろな業界が揺れ動いている今、「まずは生活すること」が何よりも大切です。

学生時代に社会科で習った通り、人にはどんなときでも最低限の生活をする権利が認められていますから、そのための行動を遠慮する必要はありません。

この「コロナ禍」にもきっと終わりが来ます。それまでは緊急小口資金や総合支援資金を上手に活用して頑張っていきましょう！

参考：社会福祉法人 全国社会福祉協議会ホームページ
https://www.shakyo.or.jp/guide/shikin/seikatsu/index.html

参考：全国社会福祉協議会 緊急小口資金PDF
https://www.shakyo.or.jp/coronavirus/shikin20200324.pdf

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