風俗嬢がスカウトを使うメリット・デメリットは？リアルな体験談も紹介

風俗で働いているとチラホラ耳にする「スカウト（スカウトマン）」。

風俗のお仕事探しには求人サイトを使うのが定番ですが、Twitterをやっている人の中には

のようなスカウトや風俗嬢のツイートを見て、気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、風俗のスカウトについて解説します！

「風俗のスカウトの仕組み」「風俗のスカウトを使うメリット・デメリット」をお伝えしつつ「スカウトを使った風俗嬢の体験談」も紹介。

風俗のお店を探すときに、スカウトまたは求人サイトのどちらが自分に合っているか考えていきましょう！

風俗のスカウトって？スカウトが儲かる仕組み

風俗のスカウトとは、風俗で働きたい女性に風俗のお仕事を紹介する人のこと。「スカウトマン」とも呼ばれます。

スカウトのタイプは大きく分けて「スカウト専門会社に所属」「フリー」「お店の専属」の3種類。スカウトのほとんどは男性ですが、少数ながら女性スカウトもいるんですよ。

スカウトは契約している風俗店に女性を紹介し、その女性が稼ぐことで「スカウトバック」と呼ばれる収入を手に入れます。

スカウトバックは女性が稼いだ額の10～15％が相場。紹介した女性がスカウト経由で入店したお店を辞めるまで、スカウトバックは永久に発生します。

つまり「紹介した女性が稼げば稼ぐほどスカウトも儲かる仕組み」になっているということです。

Twitterで活動する風俗のスカウトも多い

以前スカウトは路上での声掛けを中心に活動を行っていましたが、現在は路上でのスカウト行為が条例違反になるため、おもな活動場所をTwitterへと移しています。

また、Twitterではスカウトが風俗嬢に対してAmazonギフトカード（アマギフ）や現金、デパコスなどを配るのがひとつの文化となっています。

Twitterアカウントを持っている人なら「RTで5名にアマギフプレゼント」のようなスカウトの宣伝ツイートを一度は見たことがあるのではないでしょうか。

宣伝ツイートだけならともかく、風俗嬢のアカウントに対して無作為にDMを送ってくるスカウトも少なくありません。

風俗のスカウトを使うメリット・デメリット

風俗嬢がスカウトを使うメリット・デメリットについて詳しく説明します！

風俗のスカウトを使うメリット

しっかりしたスカウトは稼げるお店を紹介してくれるので、働くお店選びに困らないのが一番のメリットです。自分でお店を探す手間が省けるのは嬉しいポイントですよね。

さらにはお店との交渉を代行してくれるスカウトもおり、交渉次第でバックや保証などの待遇が良くなるケースもあります。

また、LINEのやり取りを通して仕事の悩みを聞いてくれたり、お店とトラブルがあったときにスカウトが間に入ってくれたりするのもスカウトを使うメリットの一つです。

風俗のスカウトを使うデメリット

風俗店はスカウトから紹介された女性が稼いだ額に応じて、スカウトにバックを払わなければなりません。

スカウトバックを払いたくないがゆえに、求人サイト経由で入店した女性に優先的にお客さんをつけるお店もあるんです。

つまり「スカウト経由で入店したために稼げなくなってしまう」ということがありえます。

また、スカウトを使わなければ女性を集められないような、暇なお店・違法店を紹介する悪質スカウトもゼロではありません。

悪質とまではいかずとも、お店との交渉やトラブル対応をしてくれるようなスカウトは一握りなので、人選を間違えると損をしてしまう可能性があります。

スカウトを使った風俗嬢のリアルな体験談3選

ここからは、実際にスカウトを使った風俗嬢たちの体験談を3つ紹介します！

嘘の口コミばかり！自称「しごでき」スカウト

その頃、私はちょうど出稼ぎ先を探していたので、稼げるお店を紹介してもらえるようにお願いしてみたんです。

けれどAは、とにかくLINEの返事が遅い！（笑）

でも、Twitterでは「しごでき（仕事ができる）スカウト！」「出稼ぎ完走！過去記録更新しました♡」みたいな同業さんのツイートが多かったから、信用していたんですよね。

なんというか、人気スカウトだから忙しいんだろうなぁ……くらいに思っていました（苦笑）

それで、遅いながらもお店は紹介してくれたので、いざ出稼ぎへ行ったんです。

その肝心の出稼ぎ先のお店はというと、稼げないとまではいわずとも、いたって普通の店という印象……。寮も、聞いていたのと違ってボロいんです（笑）

何より、保証が事前に聞いていた額よりも低くて！あと、出稼ぎだからフリー客が大切なのに、全然回してもらえませんでしたね。

この時点でおかしいと思ってさすがにAに文句を言いましたが、返信が遅すぎてやり取りは全然まともに成り立ちませんでした。

ムカつくのが、どうでもいい会話はしてくるくせに、お店の話になるといきなり連絡が途絶えること！「いや、仕事しろよ」って思いませんか！？

そこで、Twitterでやり取りのあった相互フォローの人に連絡をとって、状況を説明しつつ相談してみたんです。

そうしたら

って返事が……。

つまりAはアマギフをばらまいて、根も葉もない口コミツイートをさせていた可能性が高いってことですよね！？だってAは「しごできスカウト」とは程遠いですもん！

好きだったのに！色恋管理で風俗嬢を働かせるスカウト

Bは、TwitterでDMをくれたのをきっかけにやり取りするようになったスカウトでした。

だいたいスカウトのDMって「はじめまして！ツイート拝見させていただきました。今より稼げる在籍にご興味ありませんか？」みたいな定型文じゃないですか？

でもBは、本当に私のツイートを読んだ上で連絡をくれたんだなってわかるような文面で。しかも、500円だけどちゃんとアマギフも送ってくれたので、最初から印象はよかったんです。

それで、しばらく経って私が当時の在籍を辞めたタイミングで、Bにお願いすることにしました。

もうその頃には、Bとは毎日LINEをするような仲だったので、不安はあまりなかったです。むしろ、私が稼ぐことでBにもお金が入るならがんばろう！なんて思っていました。

それでBはデリヘルを紹介してくれたんですけど、あるとき、ラスト枠で新規120分が入ったときがあったんです。しかもホテルはラブホじゃなくてシティホテル……。

「？？」と思いながらも行ってみたら、そこにはなんとBの姿が！プレイはせずにホテルのレストランに連れ出してくれて、コースをごちそうして私をねぎらってくれたんです。

私、もう感動しちゃって……。もちろん、翌日からはめちゃくちゃ働きました！（笑）

でも、それから噂で聞いたんですけど、Bはそういうことをみんなにしている人だったみたいです。最終的にはいろんな子と寝て色恋管理をしていたらしいですよ（笑）

好きにならせて女の子のモチベを上げたほうが、自分も稼げますもんね。私もすでに好きになりかけていたので、噂を聞いた後でも「このまま行くとこまで行っちゃってもいいかな……」なんて思いました。

でも、在籍で仲のいい子の「いや、だったら本物のホストでよくない？」の一言で目が覚めましたけどね！（笑）

話が違う！スカウトバックしか考えていないスカウト

当時の私はまだ風俗で働いた経験はありませんでした。それでTwitterで情報収集をしていたら、Cと繋がったんです。

正直、いきなりデリヘルやソープで働くのは怖かったので、オナクラかメンエスで考えていました。

するとCは「僕が独占で紹介できるお店で、稼げるオナクラがありますよ！」と言ってくれたので、お願いすることにしたんです。

でも、いざそのオナクラに出勤したら「うち、系列でデリヘルもやってるから」「オナクラよりデリヘルのほうが稼げるよ」と、やたらデリヘルの仕事ばかり勧められるんですよね……。

Cによると「オナクラだけで1日3万は稼げる」という話だったのに、オナクラの仕事はほとんどないのが実際のところでした。

そのお店はオナクラとデリヘルの待機所が一緒だったので、在籍の女の子もみんなオナクラで入店してデリヘルに流れているような感じでしたね。

それでも、私はオナクラの仕事だけを受けていたんです。お茶（売り上げゼロ）の日も多くて、もう心が折れそうでしたけど。

そこでCに話が違うと伝えたところ「ここ最近ダメみたいですね……ごめんなさい！次は必ず稼がせます！」と紹介されたのはAVプロダクション。

Cは「AVプロダクションだけど今回の案件は顔出しなしの撮影だし、動画は海外配信のみです」なんて言っていましたが、そんなのもう信用できないじゃないですか（笑）

調べたら、やっぱりそのプロダクションは悪名高いところみたいで、おいしい案件で女の子を釣ってAVに出演させるような噂がどんどん出てきました。

そもそもオナクラじゃないし条件と違いすぎるので、そこからはもうCからの連絡は無視しましたね。しばらくはしつこかったですが、そのうちおとなしくなりました。

後から噂で聞いたところ、風俗未経験の子を安心させるためにオナクラに入店させるのは、Cの常套手段らしいです。そのままデリヘルに流れてくれたらラッキー、みたいな。

しかも最初に紹介されたオナクラと悪名高いプロダクションは系列グループだという噂もありましたし……。

まとめ：初心者さんの風俗スカウト利用はNG！求人サイトなら安心

風俗のスカウトについて解説しました。スカウトを利用する際のポイントをおさらいしましょう！

良心的かつ仕事ができるスカウトもいますが、特に業界のことを知らないうちは、いいスカウト・悪いスカウトを見分けるのは至難の業。

「紹介してもらったはいいけれど、なんか合わない……」なんてことがないように、まずは求人サイトに掲載されているお店を調べて、自分で応募するのが安心です。

求人サイトはじっくりとお店を探せるのがメリット。スカウトの利用は業界に慣れてから検討しましょう！