トラブル防止！風俗客が有名人・芸能人だったときの個人情報の扱い方

高級デリヘルや会員制クラブで働いていると、芸能人や有名人の男性に指名されることがあります。

普通なら絶対出会えない相手ですから嬉しさもひとしお。しかし、その事実に浮かれて個人情報をネットに書き込んでしまうと、大きなトラブルになる可能性大！芸能事務所から損害賠償を請求される場合もあるんです。

せっかく芸能人に指名されても、そのあとで自分の書き込みが原因で裁判沙汰になったら大変ですよね。

そこで今回は「ネットでのトラブル・炎上防止策」について解説します！

この記事を読めば、トラブルの原因になりがちな「写メ日記」「SNS」「匿名提示版」の3つについて注意すべき点がわかりますよ。

書き込みの際の注意点を覚えて、芸能人のお客さんの対応もバッチリできるようになりましょう！

高級店の風俗客には芸能人・有名人が多い

意外に思われるかもしれませんが、芸能人や有名人は高級風俗をよく利用します。

一般女性と会うだけでもスキャンダルになる彼らにとって、プライバシーを守ってくれるであろう高級風俗は安全に女性と遊べる場所なのです。

実際、ほとんどの高級店は顧客情報の保護を徹底しています。パソコンのセキュリティ対策や、スタッフ採用時の厳しい審査は当たり前。だから芸能人も信用して高級風俗を利用するのです。

しかし、店側がどんなに厳重に顧客情報を管理していても、風俗嬢が個人的にお客さんの情報を漏らしてしまうケースがあります。芸能人に指名されたことをSNSで自慢してしまったり、名指しのお礼写メ日記を書いてしまったり……。

今は軽い気持ちで書き込んだ内容から、自分の個人情報まで特定されてしまう時代。最悪、芸能事務所から損害賠償を請求される可能性もあるのです。

もちろん、一般人であれ芸能人であれ、お客さんの個人情報を流出させないのは大前提。

しかし芸能人のお客さんが来たときは特に気を付けなければいけません。なぜなら、芸能人のファンはほんの少しの情報から「これ〇〇くんのことだ！」と特定できるからです。

風俗客が芸能人・有名人だったときのトラブル例

それでは、具体的にどんな書き込みがトラブルに繋がったのか、過去にあった事例をご紹介します！

スポーツ選手にお礼の写メ日記を書いたら炎上！

良かれと思って書いた写メ日記が大きなトラブルに繋がってしまったケースです。

とあるデリヘル嬢が指定されたホテルに行くと、そこには若くて体格のいい男性が。明るくて感じが良く、プレイも会話も大盛り上がりだったそうです。

彼女は会話の中で、相手の男性がとあるスポーツの選手であり、明日試合があると知りました。仲良くなれたこともあり、お互い気持ちよく別れの挨拶をしてその日の接客は無事終わりました。

後日、彼女はしっかりお礼の写メ日記を書きました。しかし、その際に「男性が〇〇というスポーツのプロ選手であり、試合のためにお店の近くに来ていた」という情報を書いてしまったのです。

店があるエリアで行われていたそのスポーツの試合は１つだけ。すぐに男性の素性が特定されてしまいました。それだけならまだしも、なんと彼女が先日行ったホテルが、所属チームの借りたホテルだと判明しました。

つまり、男性はチームが借りてくれたホテルにデリヘルを呼んだことになります。仕事中に風俗を利用したとしてネットでは大炎上。チームが公式声明で謝罪する事態にまで発展しました。

ここまで大事になってしまったらお店側も見過ごせません。彼女はお店にいられなくなり、別の店へ移っていったといいます……。

匿名掲示板に愚痴を書いたら弁護士から連絡が！

匿名掲示板に芸能人のお客さんの愚痴を書いてしまい、トラブルになったケースです。

とあるデリヘル嬢が指定されたホテルの部屋に行くと、なんと相手は有名な俳優でした。

しかし、この俳優の態度は最悪。ずっと上から目線のタメ口でプレイは自己中心的でした。ろくに口臭ケアもしていないのかキスは臭くて気持ち悪いし、雑談でもわけのわからない自慢話ばかりでした。

そして極めつけは本番強要！「俺と寝れるんだからいいだろ」としつこく誘われたものの、彼女はなんとか断固拒否して仕事を終えました。

精神的にすっかり疲れてしまった女性は、思わず匿名掲示板に愚痴を書きこみました。最初は「相手が俳優で」とぼかして書いていましたが、レスで質問されるうちに相手の容姿や年齢などを答えてしまいました。

女性が立てたスレッドにはどんどんレスがつき、ついに「あなたと同じ店で働いていたことある。その俳優ってたぶん〇〇でしょ。常連だよ」と俳優を当てる書き込みが。さすがに女性も怖くなりスレを閉じました。

しかし、後日女性に「発信者情報開示に係る意見照会書」が弁護士から届きます。これは「書き込んだ人間の個人情報をプロバイダが公開することに同意する」よう求める請求です。

今回のケースは、おそらく俳優の所属事務所が女性の書き込みを見て、弁護士を通じて調べていたのでしょう。最終的に示談が成立したので裁判にはなりませんでしたが、女性は店を辞めたそうです。

風俗客が芸能人・有名人だったときのトラブル対策

ネットの書き込みはトラブルの元。「匿名掲示板」「写メ日記」「SNS」を使う際の注意点をご紹介します。

匿名掲示板で自慢しない・愚痴らない

匿名掲示板には自慢であれ愚痴であれ、芸能人を相手にした事実を書き込まないようにしましょう。

「匿名だから大丈夫！」と思っていても、スマホの名義や家のWi-Fi情報から個人を特定されてしまいます。

よく匿名掲示板には「店に来たことある有名人教えて」のようなスレが立っていますが、それに釣られて芸能人の名前を書くのは絶対にNG。個人名をネットに書き込むことは完全に個人情報漏洩に当たります。

また、どんなに酷いお客さんだったとしても、愚痴を書き込むなら相手が芸能人だった点は隠してください。もし書き込みが芸能事務所の目に留まったら名誉棄損で訴えられる可能性があります。

どれほど相手が悪くても「書き込みのせいで本人のイメージを傷つけられた」という理由で成立してしまうのが名誉棄損。裁判にも加害者として出廷しなければなりません。

仕事の愚痴はネットに書き込まないのが一番です。でも、酷い経験をしたらどうしても愚痴りたくなってしまいますよね。我慢できずに書き込むときは絶対に詳細な描写を書かないよう注意してください。

写メ日記にお客さんの詳細を書かない

写メ日記のお礼で、芸能人であるとわかるような特徴を書くのはやめましょう。「本人に伝わってほしい！」という気持ちはわかりますが、それがかえって仇となってしまいます。

特にアイドル・俳優・芸人は職業名を出すだけでも相手を特定されてしまう可能性大！「ドラマ撮影頑張ってね」「次のライブ楽しみにしてるね！」といった一言だけでも、特定の手掛かりになってしまいます。

お礼を書く場合は相手しかわからない情報を載せるのが一番です。好きな食べ物やお酒など、個人情報に関わらない雑談の内容なら問題ありません。最も安全なのはプレイ中の出来事を書くことです。

二人だけが知っている内容であれば、わざわざ職業を出さなくても「自分のことだな」と相手にわかってもらえますよ。

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SNSで晒さない

TwitterやInstagramで芸能人のお客さんを晒すのは絶対にやってはいけません。写真はもちろん、文章の投稿だけでもNGです。

身内としか繋がっていないアカウントや、非公開にしているアカウントだと「今〇〇くん来たｗ」「お客さんアイドルの××くんだった！」などと書き込みたくなりますが、ぐっとこらえましょう。

SNSの怖いところは、いつ誰が自分のアカウントを見ているかわからないところ。すぐ消した投稿でもスクショされていて、どこかで拡散されているかもしれません。

Instagramのストーリーのように、24時間で自動的に消える投稿でもお客さんについて書くのはやめましょう。

まとめ：有名人・芸能人のお客さんは接客したあとが大事！

有名人・芸能人のお客さんを接客したあとの書き込みについておさらいしましょう！

ここまで読んで「なんか怖いし、芸能人のお客さんは相手にしたくないなぁ」と思った人もいるでしょう。

ですが、書き込みの内容に十分注意し、お客さんのプライバシーを守ることができれば基本的にトラブルにはなりません！

芸能人・有名人のお客さんには裕福な人が多いので、気に入ってもらえれば大事な太客になってくれる可能性があるのも確か。

ネットで発言する際は、投稿の前に一度自分の文章を見直しましょう！